2014年10月20日月曜日

逆説的戒律(Paradoxical Commandments)

米国の Kent M. Keith 氏が大学時代に書いたとされる詩「The Paradoxical Commandments」はマザーテレサがインドのカルカッタの児童養護施設の壁に掛けていたとして世に広く知られるようになりました。

以下はマザーテレサの詩「あなたの中の最良のものを (Do It Anyway)」 として知られているものです。

人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。 
あなたが善を行なうと利己的な目的でそれをしたと 言われるでしょう。
気にすることなく、善を行ないなさい。 
目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。 
善い行ないをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、し続けなさい。 
あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。 
あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。
気にすることなく、作り続けなさい。 
助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。けり返されるかもしれません。
でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。 
最後に振り返ると、あなたにもわかるはず
結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです。 
あなたと他の人の間であったことは一度もなかったのです。 

以下は文鮮明先生が16歳の時に書かれた詩です。どんな境遇にあっても愛し与え続けなさいという共通のメッセージを見ることができます。

栄光の王冠 (Crown of Glory) 

私が人を疑う時 私は苦痛を感じます。
私が人を審判する時 私は耐えられなくなります。
私が人を憎むと時 私は存在価値を失ってしまいます。

しかし もし信じれば 私はだまされてしまいます。
今宵 私は手のひらに頭を埋め 苦痛と悲しみに震えています。
私が間違っているのでしょうか。
そうです。私が間違っているのです。

たとえ だまされたとしても 信じなければなりません。
たとえ 裏切られたとしても 赦さなければなりません。
憎む者までも ことごとく愛してください。
涙を拭いて 微笑みで迎えてください。
人をだますことしか知らぬ者たちを
裏切りながらも 悔い改めのできない者たちまでも・・・。

おお主よ! 愛するという痛みよ!
私のこの苦痛を御覧ください!
熱きこの胸に 主のみ手を当ててください!
私の心臓は 深き苦悩ゆえに 張り裂けんばかりです。

しかし 裏切った者たちを愛した時 私は勝利を勝ち取りました。
もし あなたも 私のように愛するならば

私はあなたに 「栄光の王冠」をお捧げします。

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