2015年1月23日金曜日

子どもを愛する父母の心

み旨にかなった子女指導
第四節 父母の愛
八 父母の愛の威力

子どもを愛する父母の心は美しいものです。自分のおなかがすくのを我慢して、子どものために懐にある食べ物を温めて子どもにあげるという、その父母の愛の前には天下が頭を下げるというのです。その息子・娘を間違いなく宇宙が協助します。ために生きる愛の前には天下が頭を下げます。神様もそれには頭を下げるのです。(一九八六・一〇・二六、本部教会)

私が子供の頃、母がよく職場の休憩時間に出たおやつを「これ美味しかったから、お前に食べさせてあげようと思って持って帰ってきた」と言ってくれたことを思い出します。

今考えると、持って帰って来ずに自分で全部食べてしまってもよかったのにと思いますが、母の愛を感じる思い出でもあります。

日本がまだ貧しかった時代に育った団塊世代だからできたのかもしれません。

飽食の時代に育った世代だとおやつなんかいくらでも買えるし、家にもいくらでもあるし、職場で出たおやつを子供と分けるなんて発想にならないかもしれません。

もので溢れかえる世界だと自分のおなかがすくのを我慢して、子どものために懐にある食べ物を温めて子どもにあげるなんて状況もあまりないですよね。愛の世界を感じることも難しくなるのかもしれません。

でも冒頭に上げた文鮮明先生の言葉を聞くと本心に響いて愛の世界を垣間見ることはできると思います。

2015年1月9日金曜日

結婚まで純潔

「エデンの園でアダムとエバが、青少年期に木陰で淫乱によって堕落しフリーセックスを植えたので、収穫期である終わりの日には必ず、世界的に青少年たちのフリーセックスの風潮が蔓延する現象が現れるのです。

青春時代に純潔を失ったアダムとエバの恨みを踏んで蕩減することのできる貴い時である思春期に、純潔を汚してはいけません。その純潔を清く大切に保存して、「千代、万代一人で行っても愛が蹂躙されることは絶対にあり得ない」という操と決意をもたなければなりません。

青少年として堕落して汚れず、染まらずに、聖なる純潔を大切に保管して、これをどこにもっていくのでしょうか。天が最も喜ぶことのできる祭壇に掲げて神様が喜ぶ、そのような純潔をもった男性と女性が出会って一つに結ばれる貴い基台が、新郎新婦の出会う場にならなければなりません。

女性、男性の貞操を守り保護するということは、宇宙を保護することと同じです。男性、女性の愛の秩序が宇宙の根本であるためです。」     天聖経 - 真の愛

今どきの世の中では結婚まで純潔を保とうなどと言うと古臭いやつと見られがちです。

ものみの塔のオンライン・ライブラリの「なぜ純潔を守るべきなのだろう」に性関係は大切なプレゼントであり、相手に渡す、すなわち結婚するまで開けずに待つべきだとあります。

米国ではシルバー・リング・シングという純潔運動団体が結婚するまで性関係を控えることを訴えています。Peer Pressure(周囲の目や圧力)に屈することなく、自己統制を教えています。

私は高校時代山登りをしていました。高山植物の華麗な美しさに目を奪われたものです。女性を見るときにも高山植物を愛でるように見たいと思いました。

反面自らの中に芽生える性欲に葛藤を覚えたものです。性欲で女性を見るのはまさしく高山植物を踏みつけるような感じがしました。

その後原理講論を通して適切な時まで待つことができず、性を誤って用いたことが人間の罪の根源であり、人類の問題の根源であると知り、大いに納得しました。

神様から愛することを許された一人の女性と結婚し、そこで大切なプレゼントである性関係をその人と分かち合うことにこそ最上の喜びがあると今も感じています。

若者には一時の感情や周囲の圧力などに流されることなく、結婚する時まで大切なプレゼントを取っておいてもらいたいと思います。